不活化ポリオワクチンとは?

追加免疫(4回目)はなぜ必要なのですか?

現在、定期接種では4回の接種が必要です。海外では就学前(4-6歳)などに5回目の接種が定期接種として行われている国が多くあります。
不活化ポリオワクチンは接種から時間が経つと抗体価(感染を予防する力を数値で表したもの)が低下することが知られています。抗体価が低下するとポリオ感染を予防する力が失われ、再び感染のリスクにさらされます。より長い間ポリオ感染を予防するためには、追加接種が必要です。

初回免疫(3回)の接種間隔が8週以上あいてもいいですか?

予防接種実施要領では、不活化ポリオワクチンについては投与間隔に上限を設けていません。また、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は4~6歳時に追加で接種をすれば、それ以前の初回免疫の接種間隔は最終的な抗体価の上昇には影響がないといっています。

MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2000 May 19;49(RR-5)

他のワクチンと同時に接種できますか?

医師が必要と認めた場合には保護者の同意のもとに同時接種することができますので、接種にあたっては、かかりつけ医と相談してください。

野生株由来不活化ポリオワクチンの安全性について教えてください。

不活化ポリオワクチンの主な副反応は、接種部位の赤みや腫れで、そのほか発熱が報告されています。 多くの場合、注射部位の赤みや腫れは3~4日で消失し、発熱は1~2日で下がりますが、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
また、製造工程にウシ由来の成分が使用されています。しかし、海外で接種が開始されてからワクチンが原因で伝達性海綿状脳症(TSE)にかかったという報告は現在までありません。

  • ←もどる
最終更新日:2016/3/23
サノフィパスツールは、世界で10億回接種分を超えるワクチンを製造し、5億人以上もの人に接種されています。 | もっと知りたいポリオワクチン